2009年10月21日水曜日

アルバニア人の日本政府への期待



10月19日のニュースでとても誇らしいニュースが報道されていました。

ティラナ市内の中心部を東西に流れるラナ川の汚水が日本政府の支援により整備されるというのです。

ラナ川はティラナ市東部のダイティ山から流れてきますが、ところどころで、汚水が流れ込んでいます。

ティラナ市の下水システムを整備することで、このラナ川に汚水が流れ込むのを防ごうというプロジェクトだそうです。


報道によりますと、日本政府により下水システムに出資される金額は115億円におよび、今回は、プロジェクトの先駆けとなる調査にかかる12カ月分の12億円の契約をかわしたそうです。今回の下水システムの再構築で、さらに深く、そしてさらに広域に広げられるそうです。

プロジェクトの終結の暁には、ラナ川に注ぎ込まれる下水・汚水の状況は 見違えるほどに変わるだろう。そしてティラナは、整備された外観だけでなく、表面には見えない地下システムも整った、本物のメトロポリタンとなるだろう。 と、運輸大臣のソコル・オルダシ氏も契約締後の会見で語っていました。

ティラナ市民を悩ませていた、ラナ川の汚水。


これをきっかけに、ラナ川に対する人々の意識も変わっていくことを願っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿